スコットランド産ピートとは

スコットランド産モルト用ピートとは

スコットランド産のモルト用ピートとは。
スコッチウイスキーの製造工程である製麦において、モルトを乾燥させる為に使用するピートになります。
主にモルトスターと呼ばれる製麦専門業者や蒸留所に卸されているピートです。

ピート

MALT Peat Made in Scotland

ピートの燻香スモーキーフレーバーとは。

スコッチウイスキーの代表的な香りと言えばスモーキーフレーバー。
特にアイラ系のシングルモルトはスモーキーフレーバーが強い傾向にあります。
このスモーキーフレーバーは、ピートの燻香の事で、ピートで焚かれたモルト(ピーティッドモルト)を原料とすることで得られる香りです。
ピートの燻香はテイスティングで、スモーキー、ピーティーなどと表現されます。
※スモーキーなウイスキーと言われても、スコッチを飲まれたことが無い方はピンとこないと思います。
もし機会がありましたら、ラフロイグ、アードベッグといったアイラモルトを飲んでみてください。

ラフロイグ

scotch whisky・Laphroaig

スコットランドでは燻煙材としても使用されている。

ピートの用途はスコッチウイスキーのイメージが強いのですが、スコットランドでは、燻製材としても使用されています。特にフィナンハディ(Finnan Haddie)というコダラの燻製やスモークサーモンは有名です。
※スモークサーモンはスコットランドが起源ともいわれています。
産卵を終えた鮭をピートで燻製し、美味しさと保存性を得たスモークサーモンは、瞬く間にヨーロッパ中に広がっていきました。

スコットランドのスモークサーモン

smoked-salmon

そもそもピートとは?

ピートとは植物やコケが分解されないまま数千年かけて作られた泥炭の事。
枯れた植物などは、通常壌微生物によって分解され土壌に溶け込んでいきます。ただ水分量が多い沼地や寒冷な環境では、微生物の働きが低下し分解が中途半端な状態になり堆積していきます。
それが長い時間をかけてピートとなります。

ピートは環境によってその状態が大きく異なります。
分解が進んでいるものから、ほぼ植物の原型をとどめた物など多種多様です。
スコットランドのピートは寒冷な気候が故、分解が進んでいないピート層が豊富にあります。
この分解が進んでいないピートこそが、独特のスモーキーフレーバーを生み出すします。

ピート採掘

Peat mining